武漢市は広州などのゼロコロナ政策緩和の動きに追従し、全市民PCR無料検査制度を取りやめ市内各小区にあったPCR検査所を閉鎖した。
また12月5日より武漢でも広州、上海など同様に公共交通機関を利用する際に義務付けられていたPCR検査結果の提示が不要となった。
さらに従来48時間以上検査を行っていない場合、各個人の健康コードが緑色から灰色に変化し、あらゆる施設や交通機関改札や乗り降りの関所での通過が不可能であったが、今回のPCR制度廃止により検査の履歴による色の変更は無くなった。
武漢市内では緩和の動きに合わせ次々に高リスク以外の場所の封鎖が解除され始めており、商店や飲食店の営業も徐々に再開している。
ただし武漢市以外の都市ではまだ厳格なPCR検査制度を行っている場合もあり、飛行機の搭乗手続きの際は行先によっては検査結果を求める場合がある。そのため武漢市各区は数か所の区の定めた無料PCR検査所は残し必要な市民への対応を行っている。
また各病院では有料ではあるが外来のPCR検査を受け付けている。


