武漢4つ目のイオンモール「イオンモール武漢江夏」開業

前回2017年12月開業の武漢3つ目の「イオンモール武漢金橋」から5年が経過。既存モールは文化と商業の地区「漢口」に2つ、自動車など工業地区の「漢陽」に1つといずれも長江の西側に開業していたが、今回紆余曲折を経てようやくイオンモールが長江を超えて東側の「江夏地区」の北端に23年6月以降に開業することがわかった。
今回開業する「江夏地区」は政治と学生の中心「武昌」と先端技術の「光谷」の南に位置し、それら地区で働く人間のベッドタウンとして、また湖や山、森林も存在することから武漢市のレジャー地区として有名。

今回開業する江夏地区北部は武漢中心部から約30kmと直線距離では近かったが地下鉄もなく市内へのアクセスが悪く5年前まではまだ畑が残るのんびりとした郊外の田園地区であった。しかし2018年に地下鉄7号線が開通、2021年には並行する8号線が開通すると市内だけでなく空港、高鉄(新幹線)の駅へのアクセスが飛躍的に向上、辺りはマンションの建設ラッシュとなり現在では武漢市で人気のベッドタウンとなっている。

今回オープンするイオンモールは11万平米の敷地面積に29万平米の売場面積を持つ。ベッドタウンにふさわしく4000台の駐車場を完備し約260店のテナントが入る予定。

なおイオンモールは24年に隣の湖南省初の「(仮称)イオンモール長沙茶塘(ちょうさちゃたん)」を長沙市長沙県星沙街道※に開業予定。敷地地面積は約11万5000㎡で長沙市では初の大規模駐車場を備えたエリア最大級の商業施設となる。

※長沙市内東三環線内側、長沙経済技術開発区に隣接。東西幹線道路「開元路」に接道、三環線インターからも近く広域アクセス良、地下鉄3号線の終着駅「広生駅」と隣接する。

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