武漢ホテルランキング 首位はフェアモント

武漢日本人および欧米駐在員の意見を収集した最新の武漢ホテルランキングが2年ぶりに発表された。

首位は前回2021年同様仏Accorホテルグループの最高級ホテル「フェアモント」。コロナ期間中も最高のサービスを維持し武漢での首位を維持している。
僅差で2位の「ウェスティン武昌」は川沿いの眺望や5Fベランダのバーや中華料理の眺望デッキ付き部屋も含め宿泊にも接待にも最適。ただ漢口や開発区の人間には夕方のラッシュ時にアクセスするのが少し不便になることより2位となっている。
同率3位の「グランドハイアット」と「ヒルトンリバーサイド」だが、ホテルとしては「ハイアットリージェンシー光谷」が上。今回から眺望点も加点されたことにより長江大橋や黄鶴楼を望めることが可能な「ヒルトン川沿い」が3位に上がった形になった。

以前はトップ5に入っていて2021年より順位を落としている「シェラトンホテル」については(問い合わせが多かったので解説します)2019年から国内バスケットボールリーグの定宿になったためその選手やスタッフだけでなく追っかけファンなど客層が極端に悪くなり、出張者のための空き部屋が無くなっているためビジネス業界としてのランクが落ちている。従来シェラトンに宿泊していた客は上記「フェアモント」や「マリオット漢口」に移っている。
また「マルコポーロ」は長江沿いという立地により眺望は最高ではあるが、欧米のメガホテルチェーンのサービスには程遠く、レストランやバーは眺望が無く絶好の立地を活かし切れていない点が残念。また西麻布の物件のように「最寄り駅:なし」になっている点や、周辺にスーパーも日本料理も無いので非常に不便。

新開業のホテルとしては21年に開業した「光谷マリオット」が10位以内にランクイン。半導体やパネル系のアメリカ・日本・オランダ人技術者が常時泊っているとあってサービスは良いと評判。「周りに何もない」(半導体関係会社員)ので基本ホテル内で過ごすとあってホテル内のレストランの味は充実している模様。
また仏Accor系の「ノボテル」からIHGインターコンチネンタルグループにマネージメントを変え、内装をバージョンアップした「新華VOCOホテル」も心機一転14位にランクインした。
光谷に2021年に開業した「クラウンプラザ光谷」も「光谷マリオット」同様周囲の半導体やパネル関連の日本人出張者が常時宿泊している。

なお今回のランキングでは1位から7位までの評点が1点差ということで、サービスや評判が劣化した瞬間に順位が変動する可能性もあり、各ホテルには引き続きサービス維持向上を期待したい。

WUHAN.jpでは2月から新たに下記ホテル紹介ページを公開する予定。
http://www.wuhan.jp/hotel/index.html

Wuhan.jpが作成したランキング表。各日本、欧米企業、領事館筋からの寄せられた評判情報を元に作成

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