香港と中国を結ぶ「広深港高鉄」の香港側運営会社の香港鉄路公司(MTRC)が21日、4月1日から北京などを結ぶ直通運行再開することを発表、3月23日に乗車券販売を開始した。
直通列車は1月15日に再開した広州東、広州南に加え北京、上海(福州経由)、天津、重慶など全国各地とを結ぶ。香港側の駅は新型コロナ前に使用されていた香港九龍半島の南端尖沙咀へほど近い九龍駅の横「西九龍」(下記地図参照)となる。
新型コロナ前は長年運行されていた直通列車の広州東⇔香港紅磡(ホンハム)と2018年9月18日に開始した北京・上海・広州南⇔西九龍で直通列車が運行されていたが、今年1月の再開では香港紅磡からの運行は無くなり全て西九龍発着となった。利便性や途中駅の重要性より西九龍⇔広州東の運行(一日6往復、所要時間は遠回りのため約1時間30分)も設定された。
武漢⇔香港はコロナ前から1便増え、毎日2便が運航され,所要時間も最速4時間31分となった。
■武漢→香港
①G79 武漢13:58→香港西九龍 18:31
所要時間4時間33分 始発駅:北京
②G305 武漢16:36→香港西九龍 21:44
所要時間5時間8分 始発駅:天津
■香港→武漢
①G306(4/2~) 香港西九龍9:48→武漢14:47
所要時間4時間59分 終着駅 天津
②G80 香港西九龍 11:00→武漢15:31
所要時間4時間31分 終着駅 北京
その他の運行計画はこちらを参照ください