米ウォルマートは系列の会員制大型商店「Sam’s Club」の武漢第3店を2023年に漢陽に開業すると発表した。
Sam’sClubは会員制のホールセール型店舗(いわゆるコストコ型)。1996年8月12日に中国初となる深圳店を開業。その後武漢では硚口に2014年12月16日に開店(場所は2環線沿いの宗関に近い解放路の「漢西一路」交差点)、家電から日用品、食品までいわゆるアメリカの大きな量の多い商品がズラーっと並んでいて、駐在員がホムパ(ホームパーティー)など開催する際には必ず訪れる場所であった。飲み屋の店員もワインやシャンパンを大量に安く買う(店では高額で販売するが)姿が見られ、日本人駐在員には人気の店となった。
その後さらに2021年10月13日に光谷の高新大道沿い3環線内側に第2点目が開店、光谷に住む日本人はホムパを気軽に開催できるようになった。
今回の第3店は国際博覧中心エリアの都市開発区に新しく開業する商業施設内に開店を予定しており、東風本田第2工場やイオンモール・国博中心エリアにほど近く約6万㎡の床面積と1100台の専用駐車場、商業施設共有駐車場600台を備えた大型店舗となる。
規模は既存2店をしの規模で名前も「武漢国博旗艦店」(仮称)とされている。
武漢では昨年9月26日に独スーパーのMETRO(2001年に武漢初出店)が華中初となるMETRO会員制店を武昌の徐東に開店。来客の少ない既存METRO店とは異なり来客が多く中国では家庭の皆で食事をする習慣がありアメリカンスタイルの大量購入が生活スタイルにマッチしている様子。