国家衛星健康委員会は本日12月7日10か条の緩和策を発表した。内容はおおよそ下記の通り
なお15時からの記者会見で入国者への隔離措置の緩和について質問が出たが、今回はあくまでも国内の緩和でその後徐々に改善すると答えていた
なお下記はあくまでも当サイトが編集した内容であり当局からの正式通達文章を正とする
1)感染危険地域を科学的かつ正確に分類し決定。
建物や棟、単元(棟をさらにエレベーターなどで区分させた単位)、階、および住居(→〇〇号室)の区分で高リスク地区を決定する。(これまで行っていた)小区、社区、街道 などのエリアに勝手に拡大して高リスクとしてはならない。またあらゆる形態の一時封鎖を採用してはならない。
2)PCR検査制度の変更。
市や区などの行政区域の全市民検査は実施しない。PCR検査の範囲と頻度はさらに削減する。 防疫上必要であれば抗原検査を行うことができる
高リスク地区の住民や携わる人員には規定に従ってPCR検査を行い、その他希望する人間にPCR検査を行う。 老人ホーム、福祉施設、医療機関、保育所、小中学校などの特別な場所を除き、PCR検査陰性証明書の要求はせず、健康コードの提示のチェックも行わない。 重要機関、大企業、および一部の特定の場所は、予防および制御手段を独自に決定できる。 PCR検査の陰性証明書と健康コードは、地域間移動者に対してチェックされなくなり、到着地検査は行わない。
3)隔離方式を変更。
感染者は科学的な方法で治療する必要がある。無症状感染者と自宅隔離の対象となる軽症の患者は通常自宅で自宅隔離とするが、治療のために自発的に集中隔離を選ぶことも可能とする。 自宅隔離期間中は健康観察を強化し、隔離6日目と7日目に核酸検査でCt値35以上が2回連続すれば隔離を解除する。状態が悪化した場合は指定された病院に速やかに移動する。自宅隔離を条件とされている濃厚接触者は5日間の自宅隔離とする。または自発的に集中隔離に入ることも選択できる。5日目に検査で陰性になった場合に隔離解除する
4)高リスク地区の速やかな封鎖と速やかな封鎖解除。
5 日間連続して新しい感染がない場合は解除する。
5)医薬品購入ニーズを保障する。
全国の医薬店は通常どおり営業する必要があり、勝手に閉鎖してはならない。 解熱剤、咳止め、抗ウイルス剤、風邪薬などのOTC市販薬のネット販売および店舗での購入は制限されない。
6)高齢者へのワクチン接種を加速。
すべての地域は、可能な限り多くの接種を受けるという原則を堅持し、60~79 歳の人々の予防接種率増加に重点を置き、80 歳以上の人々の予防接種率の増加を加速そ、そのための特別な手配を行う。 高齢者向けの専用窓口、一時的なワクチン接種場所、移動式ワクチン接種車などの手段を設定することにより、ワクチン接種サービスを向上させる。
各階層に接種可否の識別に関する訓練を実施し、医療スタッフが接種可否を科学的に判断できるように指導する必要がある。 詳細な大衆科学の宣伝、社会全体を動員して高齢者のワクチン接種への動員に参加させ、地域は高齢者のワクチン接種へ積極的に向かわせるために接種によって得するような事を与える方式を採用することができる。
7)地域医療で基礎疾患人員を管理
地域医療で心疾患、脳血管疾病、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患、慢性腎疾患、ガン、免疫障害など基礎疾患のある高齢者の人間と地域のワクチン接種状況を把握し、階層的かつ分類された管理の実施を促進する。
8)社会の正常な運営と基本的な医療サービスを確保。
高リスク地域以外の場所は、人の流れを制限してはならず、作業、生産、または営業停止をさせてはならない。
医療関係者、公安、輸送および物流、スーパーマーケット、公共インフラ、水、電気、暖房、および基本的な医療サービスと通常の社会活動を保証するその他の担当者を「ホワイトリスト」上に管理され、関連する担当者はそれぞれ感染防止を徹底し、個人の保護、予防接種、健康監視において、正常な運用を確保し、 医療サービス、基本的な生活用品、水、電気、暖房などを提供し、通常の生産と作業秩序を維持するために最善を尽くし、大衆によって提起された緊急の問題を解決し適時に大衆の基本的な生活ニーズを効果的に満たす。
9)感染地区の安全保証を強化。
消防が通る非常口、小区社区の門、建物の入り口塞ぐことは禁じ、一人暮らしの高齢者、未成年者、妊婦、障害者、慢性疾患患者等の医療機関へのアクセスの利便性を確保し、地域と専門医療機関と共同で仕組みを構築することを推進する。 封鎖された地区の人員、患者、最前線のスタッフなどへのケア、心理カウンセリングを強化する。
10)学校での伝染病の予防と制御作業を向上させる。
すべての地域の学校は、科学的かつ正確な予防と制御の要件を断固として実施する必要がある。感染地区のない学校は、通常の対面式教育活動を実施する必要があり、キャンパス内のスーパーマーケット、食堂、スタジアム、図書館は通常どおり運営する必要がある。感染拡大している学校は、危険地域を正確に定める必要があり、危険地域外での通常の教育と生活秩序は保証されなければならない。
各地方の関連部門は、政治的立場をさらに改善し、考えと行動を党中央委員会の意思決定と展開に統一し、第9版の予防と制御計画を遵守し、(11月発表の)20の最適化措置を実施し、実行する必要がある。この通知の要件を遵守し、簡易化、画一的処理、各層で勝手に次々に強化(これが実際問題だった)することを断固として修正し、形式主義と官僚主義に反対し、克服し、人々の生命の安全と健康を守るための厳格かつ詳細な措置を講じる。経済的および社会的発展に対する流行の影響を最小限に抑える