武漢天河空港 国際線復活ラッシュ

新型コロナ前は成田や関西空を始めサンフランシスコ、カラチ、ローマ、パリなど海外への直行便が飛んでいた武漢天河国際空港だが現在国外・特別地域との旅客便は香港、マカオ、バンコク(タイ)、コタキナバル(マレーシア・ボルネオ島)などに限定されている。

昨日地元メディアは今夏より下記アジア線が順次就航(復航)する報道があった。

6月26日~:韓国・イースター航空、武漢-江原道線(週3便、便名:ZE3981/2, 23:20武漢発 02:20江原道着)

6月28日~:マレーシア・エアーアジアX 武漢-クアラルンプール(週3便、便名D7879/80,23:25武漢発,04:15KL着)。年後半は毎日1便を目指す

6月29日~:マレーシア・バティックエア 武漢-ペナン-クアラルンプール(週3便[水・木・日]便名OD601/2,23:25武漢発,04:25ペナン着、06:25KL着)

7月5日~:韓国・ティーウェイ航空 武漢-韓国務安(週3便、チャーター便、便名TW9671/2, 23:00武漢発,02:10務安着)

7月10日~:フィリピン航空 武漢-セブ (毎週3便、便名PR8388/89,00:35武漢発,04:50セブ着)

7月13日~:インドネシア・ライオンエア 武漢-マナド (週一便 便名JT2746/7,17:05武漢発,22:00マナド着)

大型休暇で日本へ一時帰国の際、荷物の少ない往路はアジアのリゾート地経由という選択肢も可能となるのではないか。
なお残念ながら南方航空の武漢-成田便は7月24日からの復活を目指しているがまだ正式な連絡はない。

2023年5月、日中フライト増便ラッシュ

5月に入り日中両国の新型コロナ水際対策緩和政策も後押しされる形で日中間のフライトの再開や増便が相次いでいる。
本日も中国南方航空が成田=大連を5月8日から週2便から週4便に、成田=ハルビンを5月10日から週1便から週2便に、成田=長春を5月12日から週1便から週2便に、成田=瀋陽線を5月15日から週2便を週4便に増便すると発表。
先週は中国国際航空が5月から名古屋=北京、6月から福岡=大連=北京を、中国東方航空が5月から名古屋=上海浦東、6月に福岡=上海浦東を再開すると発表したばかり。
今後羽田=上海虹橋や羽田=北京などの路線に加え、関西空港、名古屋、福岡などからの便が今後も増える予定だ。
中国南方航空によると現在申請中の便についても許可が下り次第乗客数などの見込みを判断した上で再開便や増便を検討していくとのこと。
当サイトでは航空会社や空港の発表に基づき随時フライトスケジュールを更新中

中国初の懸垂式モノレール 光谷で試運転開始

光谷地区の北に位置する行楽地「九峰山」と南に位置する「龍泉山」の間、全長10.5キロを結ぶ中国初の営業用懸垂式モノレール「光谷空軌旅游線」の試運転が開始され、光谷各地からSNSなどで写真や動画が連日アップされている。

WEIBOに投稿された
試運転車輛

懸垂式モノレールは柱や橋梁によって支えられたレールににぶら下がるようにして走行するタイプで日本では「千葉都市モノレール」、江の島の「湘南モノレール」、広島「スカイレール」などが同じ懸垂式だ。

今回光谷に導入された車両「光谷光子号」は2両編成。全長は約24メートル、幅は2.5メートルで、最大定員は200人余り、最高速度は70km/h。青島中車股份公司で製造され昨年8月26日に完成し武漢に運搬され引き渡された。

発車、停車、ドア開閉など運行にかかわる全ての操作が自動制御され、非常事態のために1名乗務員が乗り込み対応を行う。

WEIBOに投稿された試運転車輛

「光谷光子号」の最大のアピールポイントは車内からの眺望で、側面の大きな横窓に加え床に真下の風景を楽しめる透明の大きな窓が設置されている。(スカートの女性はご注意を)

途中地下鉄11号線とトラムに接続し光谷だけでなく漢口・漢陽、鄂州など武漢近郊都市からの行楽客の足となる予定で、2023年後半の正式開業を目指している。

将来第二期として北は九峰山から花城大道まで、南は龍泉山から牛山湖まで延伸され現在懸垂式モノレールとしては世界最長の千葉都市モノレールの15.2キロをはるかに越え、全長26.7キロのモノレールになる予定。
(モノレールの世界最長は重慶軌道交通3号線の65.9キロ)

「光谷空軌旅游線」路線図と予定駅名

武漢光谷トラム5周年

武漢光谷広場と開発区各地を結ぶトラム「光谷有軌電車」の開通からちょうど5年が経過した。
武漢市では沌口と開発区南端(東風日産武漢工場横)を結ぶトラム「車都有軌電車」T1線が2017年7月28日に開通、2018年4月1日に光谷広場と開発区を結ぶT1、T2線が2018年4月1日に開通した。
トラムは基本バス(公交車)と同じ扱いのため百度地図に路線図が示されず、通勤や外出の際に車やタクシーで見る際に「いったいどこからどこまで走っているのか」と疑問を持つ日本人は多い。

今回当サイトでは地図上にトラム路線図を作成。専用ページ「地下鉄・トラム路線図」内で公開した。
光谷T1は今後鴻海(FOXCONN)工場まで南に延伸される予定で、完成するとT2の終着駅手前の華為(HUAWEI)武漢基地と合わせIT系通勤客を運ぶIT通勤トラムになる予定。
またT2線は光谷4路で光谷の南北の行楽地を結ぶモノレール「光谷空軌旅游線」と接続し、行楽客を運ぶ予定だ。

光谷空軌旅游線は光谷の行楽地九峰山と龍泉山を結ぶモノレール。主に光谷四路の上を通り2022年に起動が完成、現在は試運転中で2023年末までに開業予定。将来的に北は花城大道まで延伸、南は牛山湖まで延伸し全線で26.7kmとなる予定。トラムと同じく地図には載らない路線にてトラム地図に点線で表示している。

時間があればゆっくりと走るトラムから、いつもと違う開発区の風景やめったに行かないITやバイオの光谷開発区を楽しんでみたい。

沌口~漢南開発区を走るトラム「車都有軌電車」T1線路線図
光谷東湖技術開発区を走るトラム「光谷有軌電車」T1・T2線路線図

このほか光谷では光谷五路を南北に貫く地下鉄19号線の第1期(武漢駅~花城大道花山新城~光谷五路~光谷新月渓公園 全長23.3km)が2023年末もしくは2024年上半期に開通する予定。さらにその後地下鉄9号線(地質大学~光谷広場~呉村の南北を結ぶ。2029年頃開通予定)、地下鉄13号線(開通時期未定・临空经济区经盘龙城~漢口 新华路~汉正街~南湖大道~光谷火车站~光谷中心城)、地下鉄17号線(空港~IKEAの横~黄家湖~光谷地铁2号线秀湖駅)、地下鉄29号線(関山~左岭)および卾州への延伸の地下鉄30号線が計画されており10年後には東西および南北のアクセスが飛躍的に便利になる予定。

沖縄上海フライト復活

中国東方航空は沖縄那覇・上海浦東間のフライトを7月1日から毎日1便運航すると正式に発表しました。
これにより中国各地から沖縄に遊びに行くのが大変便利になります。
詳細は下記通りです

運航会社:中国東方航空(MU、ICAO=CES)
予定使用機材:エアバスA321
運航曜日:毎日
発着空港:
沖縄那覇(IATA=OKA ICAO=ROAH)
上海浦東(IATA=PVG ICAO=ZSPD)
便名:MU2086(CES2086)
①沖縄→上海
沖縄那覇OKA 14:30発
上海浦東PVG 15:55着

②上海→沖縄
上海浦東PVG 9:50発
沖縄那覇OKA 13:30着

Wuhan.jpでは4月22日に下記(5月1日以降)の最新版日中フライトスケジュールを掲載予定!

2023年最新日中間フライト時刻表[羽田上海便増便]

2023年新年度から羽田上海、羽田北京、羽田広州および関西空港便など日中間フライトが大増便。
WUHAN.jpのフライト専用サイトでは随時最新日中間最新フライト時刻表を掲載中。
現在日本航空JAL 全日空ANA 中国東方航空MU 中国南方航空CZなど航空各社はさらに日中間増便申請中で当サイトでは随時更新予定。(4月9日以降便として新スケジュール更新)
またこちらからPDF版もダウンロード可能
(あくまでも当記事掲載時の予定便です。今後政府役所の許可により変更される場合があります。正確な時刻や運行情報については必ず航空会社の情報をご確認ください。

香港直通高鉄 4月1日に再開

香港と中国を結ぶ「広深港高鉄」の香港側運営会社の香港鉄路公司(MTRC)が21日、4月1日から北京などを結ぶ直通運行再開することを発表、3月23日に乗車券販売を開始した。
直通列車は1月15日に再開した広州東、広州南に加え北京、上海(福州経由)、天津、重慶など全国各地とを結ぶ。香港側の駅は新型コロナ前に使用されていた香港九龍半島の南端尖沙咀へほど近い九龍駅の横「西九龍」(下記地図参照)となる。
新型コロナ前は長年運行されていた直通列車の広州東⇔香港紅磡(ホンハム)と2018年9月18日に開始した北京・上海・広州南⇔西九龍で直通列車が運行されていたが、今年1月の再開では香港紅磡からの運行は無くなり全て西九龍発着となった。利便性や途中駅の重要性より西九龍⇔広州東の運行(一日6往復、所要時間は遠回りのため約1時間30分)も設定された。
武漢⇔香港はコロナ前から1便増え、毎日2便が運航され,所要時間も最速4時間31分となった。
■武漢→香港
①G79 武漢13:58→香港西九龍 18:31  
所要時間4時間33分 始発駅:北京
②G305 武漢16:36→香港西九龍 21:44
所要時間5時間8分 始発駅:天津
■香港→武漢
①G306(4/2~) 香港西九龍9:48→武漢14:47
所要時間4時間59分 終着駅 天津
②G80 香港西九龍 11:00→武漢15:31
所要時間4時間31分  終着駅 北京

その他の運行計画はこちらを参照ください

全日空も中国線増便。羽田=虹橋線復活。 

全日空は3月23日 羽田=上海虹橋のフライトおよび羽田=上海浦東を4月1日から毎日の運航に戻すと発表。さらに羽田=北京便も4月7日以降毎日運航に戻すと発表した。広州も成田行きを週1便から週2便(広州行きはもともと週2便)に増便すると発表。
フライト時間詳細は下記ページどおり
WUHAN.jp日中フライト情報

4月から日本=香港 フライト大増便。

3月26日からの春ダイヤで香港便が本格復活となる。
羽田・成田だけでなく大手航空会社が中部、関空、福岡にも就航させコロナ前のレベルに戻す。直行便のない地方都市の場合国内路線で大都市まで移動するため従来のような日本で買い込みトランク3つで戻ることが困難だったが、国際線スルーチェックインすることで可能となる。主な都市からの香港便フライトは下記通り。(予定段階での時刻表ですので必ず航空会社に確認してください)
Wuhan.jp香港便ページはこちら

中国線大増便。羽田=虹橋JAL便復活

3月26日からの春ダイヤで下記通り中国線が大増便。
■日本航空は羽田=上海虹橋線を復活。東京=上海は毎日3便へ
日本航空は3月8日に中国便の大増便を発表。
東京=上海便は羽田=上海虹橋が毎日1便、羽田=上海浦東が同じく毎日1便。
成田=上海浦東が1便と東京=上海を合計毎日3便運航する。
そのほか羽田=広州、成田=大連も毎日運航に増便。
日本航空はさらに5月8日からは中部=天津(週2便)、関空=上海(週3便)も復活させる予定だ。
一方全日空は大型機B777の機材入替えのタイミングもあり10月まで本格増便が出来ないとの話だ。

■関西空港も中国便復活
中国系エアライン2社が関空=上海浦東を木曜以外の毎日3便運航。関空=南京も毎日1便運航開始
■武漢香港線も増便
武漢=香港は土曜日以外の毎日運航。月曜と金曜は1日2便運航。
これで日本から香港経由というすべて国際線でトランジット入国する方法が可能となる。

春ダイヤ(3/26~)の主な日中間航空便は下記どおり。(★既存便は下部に表示。あくまでも予定便です。今後政府役所の許可により変更される場合があります。正確な時刻や運行情報については必ず航空会社の情報をご確認ください。
WUHAN.JP 日中フライト情報ページはこちら
時刻表PDF版はこちら

上記WUHAN.jp調べ
Wuhan.jpは下記出張サポート情報掲載中
武漢出張ホテル一覧
武漢出張・接待の和食店一覧
武漢での医療サービス一覧

地下鉄16号線第2期開通

武漢地鉄は前川線開通の12月30日に漢陽と漢南を結ぶ16号線の第2期延伸線を開通させた。
16号線は漢陽の6号線「国博中心南」駅と漢南を結ぶ路線で、第一期の「国博中心南」~「周家河」間は2021年12月26日に開通させていた。
今回開通したのは現在の終点「周家河」と「通航机場」※の4.22km。
「通航机場」周辺の漢南は以前は綿花やこうりゃんなどの農場であったが、最近になって漢南技術開発区として武漢市が外資や先端技術の企業誘致に注力している区域。
今回開通した地下鉄はそうした企業の従業員の通勤の手段となる予定。
※通航机場:2020年に開業したローカル空港。滑走路は1600mx1本。IATAにもICAOにも登録さえていない国内専用の空港。東京の調布飛行場や大阪の八尾空港同様主に社有機やプライベートジェット、グライダーなどの操縦訓練などに使用される中国最大のジェネラルアビエーション専用空港。2021年にはエアレースも開催された。

地下鉄前川線開通

武漢地鉄は12月30日に地下鉄7号線の延伸である前川線の第一期を開業した
前川線は漢口にある地下鉄7号線の現在の終着駅「園博園」と武漢市北東の「黄陂広場」36.44kmを結ぶ7号線の延伸線で、まず今回は第一期として「園博園」~「横店」間21.1kmの営業を開始させた。
黄陂は武漢新港や開発区など湖北省や武漢市が推している地区ながら黄陂中心部を通る地下鉄が無かったため、黄陂中心部に住む市民にとって念願の開業となった。
今回の開業で黄陂から漢口中心まで約35分、”近くて遠い”空港までいずれも2号線を乗り継いで約30分以内に到着することが出来るようになった。

中国政府 日本人の中国入国ビザ申請受付停止

中国政府は日本政府が行っている中国便への入国規制措置に対抗するため10日および11日の日本人の中国入国ビザ受付を中止すると発表した。12日以降については未定。
基本的に日本人向けの対抗措置なので香港など第三国でのビザ申請も無理。
これにより出張者および家族呼び寄せ、新規赴任者が入国に必要なビザの申請が一律できない状況になっている。
またこれまで中国を経由して他国に向かう際のビザ免除の措置※を一時停止すると発表した。

※これまで中国を経由して他国に行く場合、日本国民は6日(144時間)のビザなしでの滞在が許可されていた。


遂に中国入国隔離撤廃、1月8日から。

中国国家衛生健康委員会は26日午後、2023年1月8日より新型コロナ肺炎を同国の乙類感染症へ格下げすることを決定、それに伴い入国者への隔離制度ならびに入国後のPCR検査制度も廃止すると発表した。
また2020年6月8日から行っていた国際便制限”五個一制度”(=中国の航空会社は1国1路線週1便、海外は航空会社1路線週1便のみ運行可能という制度)と座席数の制限も廃止し、徐々に便数を増やしていく。また現在短期訪問にはVISA取得が必要になっているがこれについても緩和していく方向だ。航空関係者によると「隔離終了ならびに便数制限廃止するとVISAセンターがパンクするのでVISAについても近いうちに緩和する方向で動くと思われる」とのコメント。なお搭乗時に必要な48時間以内のPCR検査陰性結果の提示は引き続き必要。

日本の旅行代理店によると26日夜の報道から開けた27日朝から中国出張の予約が殺到しているという。大手旅行代理店の法人海外営業担当は「経営陣の訪中が約3年間されていないことより、比較的職位が上の人間の出張予約問い合わせが多い。日本に在住の中国人も春節で大量に帰国するのでビジネスクラス以上の席も2月頭まですぐに満席になるだろう」と話す

逆に日本政府は27日午前の閣議で、7日以内に中国に旅行したことのある入国者は抗原検査キットでの陰性結果を義務づけると決定、30日午前0時から施行すると発表。
陽性の場合は政府指定施設で7日間の待機となる。なおしばらく中国からの増便も制限するとのこと。

武漢・日本間の直行便は2020年1月以前は全日空・中国南方航空・中国東方航空・春秋航空の4社が就航していたが、コロナで全便停止状態。今月中国東方航空は1月中旬から武漢⇔成田便を毎週月曜日・木曜日の週2便を飛ばす申請を行っていた今回の日本政府の制限で日本側の許可が取れず就航延期となることが分かった。



武漢天河空港に駐機する中国東方航空の旅客機

武漢地区第2の空港運用開始

2022年7月17日に武漢の東隣の顎州市にアジア初となる24時間貨物専用空港の「鄂州花湖空港」が開港しました。
同空港は中国最大の国際クーリエの「順豊」が6割、残りを国が4割出資し建設、順豊お得意のクリーエのほか一般貨物も扱いさらに一部旅客便も運航開始、2025年までに年間旅客取扱量100万人、貨物輸送量245万トンを目指します。
同空港は武漢市東部にある武漢東湖ハイテク産業開発区(武漢東湖国家高新技術開発区)にも近く、同開発区で生産される半導体やパネルなど高付加価値製品を世界中へ最短時間で届ける目論見。
旅客便は開港日から運行されている北京大興空港便(8月末までに6200人が利用)に続き9月8日より中国東方航空が上海浦東便を毎日1便の運行を開始しました。
旅客便は今後 厦門、重慶、深圳、広州、海口、哈爾浜、大連などへの便が計画されています。

旅客便スケジュール(2022年9月15日現在)
顎州花湖11:30-上海浦東13:00 上海浦東7:55-顎州花都9:40 (毎日)
顎州花湖10:45-上海浦東12:50 北京大興8:00-顎州花都10:00(毎日)

新空港は武漢市から東に約80km弱、成田空港⇔東京駅より少し遠く茨城空港⇔東京駅より近く。

地下鉄5号線 開業

武漢地鉄は12月26日に5号線を開業させました。
5号線は武昌の課題であった長江東岸地区住民のアクセスを向上させるだけでなく、武漢最大の武漢鋼鉄本社地区、華中地区で一番高いビルを持つ緑地開発区や黄鶴楼などの観光地から武漢駅に1本で移動が可能になり、さらに2号線との乗換駅を設けることで漢口の住人の武昌各地へのアクセスが向上しました。

沌口長江大橋 ついに開通

漢陽と江夏を結ぶ4環線「沌口長江大橋」が5月6日開通しました。
これにより東西湖から武昌、光谷、東湖へ、さらに鄂州、黄石へのアクセスが飛躍的に便利になります。また将来4環線は東西湖から空港部分が建設中でありこれが完成すると江夏区から空港方面の行き来は街中や3環線を通らずに迂回することが可能となるため、3環線の漢江にかかる長豊橋の慢性的渋滞の解消が期待されます。

楊泗港長江大橋開通

漢陽と武昌を結ぶ4つ目の橋「楊泗港長江大橋」が開通しました。
これにより光谷や江夏と漢陽エリアのアクセスが向上するとともに従来の長江大橋、鸚鵡洲大橋、白沙洲大橋の混雑が改善されることが期待されます。
橋の武昌側付近には武漢軽音部の利用するスタジオもあり、武漢軽音部のメンバーは「実質移動時間が10分くらい短縮になりうれしい」と歓迎しております。

名古屋直行便復活

一時休止していました中国南方航空の武漢⇔名古屋直行便が10月28日から週2便で復活いたします。
■武漢→名古屋
便名CZ8377  武漢発15:30→中部国際着19:30 使用機材B737-800
毎週 月曜日 金曜日 に運行
■名古屋→武漢
便名CZ8378  中部国際発20:30→武漢着23:20 使用機材B737-800
毎週 月曜日 金曜日 に運行

なお日本航空は今年に入りSKYTEAMを脱退した中国南方航空とのコードシェアを広げており本便でもコードシェアされる可能背があります、

空港-月湖橋-江城大道つながる

建設中だった机場高速がついに漢陽江城大道(イオン経開店と東風本田第2工場の間の道)まで高速でつながりました。
今回開通したのは豊荷山互通ジャンクションから三環線までの金銀湖部分とCBD~建設大道~解放大道までの2か所。
これにより漢陽開発区からはもとより、サマセット、新世界エリアから空港までのアクセスが実質10-15分短縮されます。
また漢陽江城大道から漢口へのアクセスが便利になり、武勝路北行き、航空路交差点部分の慢性的渋滞も緩和される見込みです。
また解放大道の武漢広場前西行きの渋滞も緩和されることが期待されます。

ANA武漢線に大型機再投入。成都線は減便

全日空成田⇔武漢線の運航機材は本年5月から従来の大型機B767-300ERから小型機A320-NEOに変更となっておりましたが、このたび全日空は来年2020年1月1日から再び以前の大型機B767-300ERを使用すると発表しました。
なお2020年2月13日~3月12日は現在のA320-NEOを投入予定です。
なお同社成田⇔成都線は週4便に減便するとしており華中地区での武漢の位置が相対的に高まったと見られます。
全日空プレスリリースはこちらhttps://www.ana.co.jp/group/pr/201908/20190821.html

2019年8月21日 全日空プレスリリースより

武漢高級ホテルランキング ウェスティンが1位継続

最新の武漢高級ホテルランキングが日本人駐在員より発表されました。
1位は引き続き2017年にイギリスのアン王女が宿泊したことで注目された武昌のウェスティン、2位には今回2号線延伸で交通の不便さを克服したハイアットがランクアップしました。ウェスティンホテルは総経理が代わり、きめ細かなサービスにさらに磨きがかけられ不動の1位を達成しました。
2位にランキングされたハイアットは念願の2号線延伸により目の前に地下鉄駅が設置され漢口地区だけでなく空港へのアクセスも容易になりました。
3位には唯一の日本語サービスを提供するシャングリラがランクイン。大規模改装で設備が新しくなることと、香港路站に従来の3号線、6号線に加え7号線が開通したことでどこに行くにも便利になったということが上位ランクインにつながりました。

最近武漢市内の夜間にタクシーがつかまりにくい状況か続いており、地下鉄でアクセスできることは高評価につながっております。また大雪時に高速道路が閉鎖される場合にも空港や武漢站へアクセスも可能なことも高評価となっているようです。

一方で漢口CBDのシェラトンはスポーツ系、団体旅行、学会系など受け入れにより客層の悪さが目立ち、これら団体予約により低価格帯部屋の予約が難しくなったことで同ホテルを利用していた日本人企業からの不評が急増し、ランキングを落とす結果となった。

なお今回のランキングには民族系ホテルやサービスアパートは除外されております。

5月1日に発表された武漢高級ホテルランキング表 (民族系 サービスアパートを除く)

全日空成田武漢線 5月から機材変更

全日空は成田武漢線について5月1日成田発の便から使用機材を現行のボーイング767型機(以下B767)よりエアバスA320(以下A320)に変更します。

これにより座席数は214席から146席に変更になり、ビジネス席は55席から4席に減少となります。

関係者情報によると今回の機材変更は現在使用のB767の退役のタイミングと新型機ボーイング787型機の導入までのギャップを埋める一時的措置であるとの事。
当サイト調査では10月の国慶節期間中もA320の使用が予定されております。 皆様お早目の予約をお勧めします!

皆様お早目の予約をお勧めします!

なお関係者情報によると今回の機材変更はB767退役と新型機ボーイング787型機の導入までの一時的措置であるとしております。
当サイト調査では10月の国慶節期間中もA320が使用されております。

皆様お早目の予約をお勧めします!

孝硚高速が開通。漢口→孝感の時間短縮!

12月3日に漢口と孝感を結ぶ孝硚高速が開通。漢口新世界付近から孝感開発区まで40分で行くことが可能になった。
今回開通部分は三環線の竹叶海ジャンクションから四環線(滬蓉高速G42)までの間。
従来漢口から孝感へ行くには、天河机場付近もしくは東西湖付近を通らねばならなかったが、今回の開通により漢口と孝感が最短距離で結ばれ時間も約10分以上短縮となった。
残念ながら三環線からの接続道路が未整備のため、しばらくは漢口站付近から二環線に乗る必要がある



9月23日開業香港直通高鉄、9月10日に予約受付開始

中国高速鉄道当局は9月23日に香港西九龍⇔深圳福田区間が正式開業するのに伴い、香港⇔中国各都市の乗車券の予約を9月10日開始すると発表しました。
これまで広州東⇔九龍の直通列車の乗車券を駅窓口で購入する際に現金のみ受け付けておりましたが、今回開業の西九龍駅では微信、支付宝、アリペイなど様々な方法で支払いが可能としております。

月湖橋 遂に開通

漢口と漢陽を結ぶ橋「月湖橋」が8月31日に共用開始されました。

月湖橋はイオンモール経開店と東風本田第2工場の間を通る江城大道が漢口側の硚口路へ繋がる重要な橋でこれにより開発区から漢口へのアクセスが大幅に改善されます。

当面はナンバー制限もなくこれにより慢性的に渋滞していた晴川橋や武胜路も改善される見通しです。

 

香港⇔中国各都市の直通列車 9月23日に営業開始

今年4月より試験運転が開始されております香港(西九龍站)⇔広州南の直通高速鉄道の運行がいよいよ9月23日に開始されます。列車名は「動感号」に決定。
これまで直通列車は中国域内は旧線を利用し大きく迂回、香港側はMTRの一般鉄道を利用していたため香港側だけでもかなりの時間がかかっておりました。今回はすでに開業されている広州南⇔深圳北⇔福田の高速鉄道を延長し、香港域内は停車駅をなくすこと`で広州(広州南)⇔香港は48分、深圳(福田)⇔香港はなんと14分で結ばれることになります。また武漢⇔香港は最速4時間30分になります。開始当初は広州南⇔西九龍間が1日114本、大陸内長距離高鉄が1日13本運行予定。(13本中何本かは福州~上海方面)


従来の広州東⇔九龍(紅磡)間の直通列車では香港の出入国は香港で中国側の出入国は途中各駅で行っておりましたが、今回の直通列車は中国各地を結ぶことから西九龍站で香港の出入国も中国の出入国も同時に行ってしまうシステムです。これにより広州東駅のような中国到着後のいわゆる「イミグレ待ち」から解放されます。当局は中国と香港のイミグレ手続きを最速で5分程度にしたいとしております。新駅は下記図どおり地下4構造でB2F・B3Fが出入国検査、B4Fがプラットホームになっています。

この西九龍站は機場快線(空港快速)の九龍站と地下鉄(MTR西鉄線)の柯士甸駅(オースティン AUSTIN)の間に開業するため両鉄道で空港・尖沙咀・セントラル(中環)へのアクセスが大変便利になります。

武漢⇔香港の料金は現在の武漢⇔深圳北に90香港ドル (約72RMB)程度追加した値段になる模様です