10月、11月で都市計画による立ち退きで日本料理店「八雲」と隣のスナック以外はすべての日本料理屋およびバーやスナックが閉店した新世界エリアは、ついに隣のスナックが閉店することが決まりいよいよ八雲だけとなる。

一方でいまだ新世界エリアには日本人の住むマンション汇豪邸やラマダホテル、アジアホテル(亜州大酒店)もあり、さらに武漢広場やハートランド(恒隆広場)、新世界K11の商業施設、同済医院、協和医院の華中地区2大病院からも近いこともあり「八雲」には引き続き多くの客が来ている。また老舗の「新橋」が閉店したこともあり新世界エリアから徒歩圏のサマセットエリアにある「響」、越秀の「八雲2」が受け皿となっているようだ。
夜の世界ではサマセットエリア「響」の隣の「Rainbow」、桜(さくら)武漢広場の北側にある元Lounge 16跡にオープンした「GINZA」が受け皿になっている。
一方で米国ヒルトンホテル&リゾートは12月18日に新世界エリアとサマセットエリアの中間地点あたりに漢口では5軒目となる「Hampton by Hilton Wuhan International Plaza(中文名 武汉国际广场希尔顿欢朋酒店 住所 漢口武胜路50号)」を開業する。
先述の「八雲」同様商業施設や病院に近いという地の利を活かし、海外からの長期出張者や武漢駐在の外国人客を取り込む予定だ。
ヒルトンホテル&リゾートは現在武漢地区でHiltonブランドのホテルを漢陽の長江沿いの「Hilton Wuhan Riverside」と光谷にリゾート型ホテル「Hilton Wuhan Optic Valley」の2軒、Hamptonを13軒、HOME2 Suitesを4軒、Hilton Gardenを1軒の合計20ホテルを開業しているが今年末に21ホテルとなる。

