長江水位上昇!漢口水位は歴代9位に。 2020年を上回るペースで上昇

連日の湖南省大雨の影響で長江水位が2020年のペースで上昇している。
7月4日15時発表の漢口水位は28.00mを記録し1995年の27.79mを越え歴代暫定9位になった。歴代8位は1983年7月19日に記録した28.11mで現在上流の岳陽周辺の雨量を考えると時間の問題と思われる。
3日20時に長江を管轄する長江水利委員会は武漢などのある中流域に黄色警報を、九江~南京地区にオレンジ警報を出した。

武漢地区の長江氾濫では1931年と1954年の大洪水が歴史に刻まれており、31年の洪水については江灘の時計台に水位が記録されており、54年の大洪水は江灘河川敷公園の市政府付近にモニュメントが設置されている

3日午後10時現在湖南省北部から江西省北部にかけて線状降雨帯が発生しており引き続き長江中流より下流での水位上昇が予想されるため漢口の水位も上昇する可能性があるため当局は警戒を強めている

下記は2020年の漢口水位の変化グラフ。すでに今年は20年を上回るペースで上昇中

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